テレアポの時間帯【業種別】効率よく成功させるベストな時間とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレアポを行う時間帯って悩みませんか?

上司からは激しいプレッシャーで「朝一番から電話かけまくれ」などと無謀な事を言われるとやる気を削がれる思いです。

気持ちを落とす前に一度効率の良い時間を整理してみましょう。

この記事でわかる事

テレアポ成功の為の業種別効果的時間

各業種の繁忙期

担当とつながらないときは

ゴールデンタイム以外は電話しないのか?

テレアポ成功の為の業種別効果的時間 企業編

テレアポ業務は基本的に朝から夕方、遅いところでは夜まで行う場合もあります。

実は業種別で成果が出やすい時間帯があるのをご存じでしたか?

ここではテレアポで避けたほうが良い時間帯と狙い目の時間帯を業種毎にご紹介いたします。

一般企業の事務所

多くの企業では朝9時始業というケースが多いです。よって始業の1時間後にテレアポを掛けるのが良いです。

始業すぐは朝礼や1日の予定を社内で打ち合わせたりしますので、その際に連絡すると忙しいので断られる可能性が大です。

10時から11時に連絡を行ってみてアプローチできなければ午後に改めましょう。午後は13時からではなく14時以降が良いです。

お昼明けも商談や小会議など入れている場合が多いので、できれば避けましょう。

病院関係の事務所

病院は診察開始すると診察以外の電話には出ることが出来ません。

電話に出れたとしても基本的には患者優先ですので、緊急以外の商談や必要のない長話はあまり行わない事が良いです。

連絡は診察開始の前である8時前後及び午前の終了直後が最適です。午後診察の少し前でも構いません。

不動産関係の事務所

不動産業は午前10時開店が非常に多いです。開店準備を行っている10時前に連絡を行うと応対してもらいやすい傾向があります。

開店するとすぐに来客があり電話応対どころではなくなります。そして不動産業は昼休みもあまり明確にはありません。

昼に来客するお客様も多々いらっしゃいますからね。開店準備時間以外はあまり好ましくないので改めましょう。

理容室・美容室

理容室・美容室も開店は10時が多いです。開店後はもちろんお客様のカットを行うので電話応対はできません。

お客様を待たせて電話応対すると店主もお客様からよく思われません。そして連絡したあなたも店主からマイナスイメージになります。

開店前の準備時間もしくは閉店直後の接客時間外が好ましい時間帯となります。しかしながら閉店後は新人の練習指導など行う場合もありますので状況に応じて確認して連絡しましょう。

飲食店

飲食店は仕込みの時間があります。朝から10時過ぎくらいまでがとても忙しい時間帯です。

1日の料理の下ごしらえを行うので当然ですよね。

ランチ前の一息つける11時前もしくはアイドルタイムと言われる14時から17時に掛けるのが最適です。

可能であればアイドルタイムにアポを行うのが一般的です。

テレアポ成功の為の業種別効果的時間 個人編

個人の場合は二通りのみです。

・携帯電話への連絡は、お昼12時前及び17時前

・個人宅への連絡は、朝10時から11時まで及び13時から15時まで

携帯電話へ連絡する時は、仕事を行っている人もいれば専業主婦もいらっしゃいますので気を付けましょう。手が空きやすいお昼12時前及び夕方17時前が最適となります。当たり障りない時間帯が失礼の無いタイミングです。

個人宅の固定電話へ連絡の場合は、朝の忙しい時間は割けましょう。

ご家族などが外出して一息ついた10時から11時、お昼ご飯後の13時から15時が最適です。夕方になると買い物や食事を作っている可能性がありますので避けましょう。

上記はあくまでも一般論であり傾向です。すべての企業や個人が同じ動きを行っているとは限りません。

例えば企業の場合、午前中に外回りを行って社内には絶対いない人も多々います。

営業時間外にテレアポを行う時も気を付けなければなりません。その名の通り営業時間外なのですから「仕事外に電話をしてこないでくれ」と思われても仕方ありません。

まず連絡したら「お時間ご都合悪くないですか?」などの気遣いは当たり前に行いましょう。

各業種の繁忙期も把握しよう

一般企業の事務所

月末・月初は売上伝票の締めや在庫管理業務が立て込むので避けましょう。

年度末や年末も同様に手配事項が多いので避けたほうが良いです。

総務へのアポイントであれば給料支払い日の五十日は避けたほうが無難です。

不動産関係の事務所

学生や新社会人・転勤会社員等の移動は2月から3月に多くみられます。

学生は3月に卒業式で4月より新たな高校や大学に進学し住居も変わる事もありますからね。社会人も同様決算が3月の企業が多いことから転勤は2月から3月が多い傾向です。

自ずとこの時期が不動産会社は繁忙期となります。

この時期よりも移動数は減りますが9月から10月も同様で社会人の移動があります。この辺りは避けたほうが良いです。

理容室・美容院

成人式前・3月の卒業・4月の入学時期・年末年始や大型連休時などは着付け及びヘアメイクで店舗はごった返します。この時期に連絡だけはNGです。

世間知らずと思われ後々までイメージの悪化は尾を引きますので避けましょう。

飲食店

年末年始やGWなどの大型連休などは避けましょう。一番の稼ぎ時ですので店舗内は殺気立っています。

仕入れ商品の発注確認や予約の電話などが引っ切り無しです。

集中して人が動く時期だけに、朝から晩まで休む暇がないほどに人が押し寄せてきますので電話対応の時間はありません。

そのほかの業種の繁忙期もご紹介いたします。

保険関係事務所は2月3月が決算となります。国内の生命保険企業は6月や9月決算で繁忙期なので避けましょう。

会計事務所は確定申告のある2月から3月が繁忙期となります。

運送業界は11月から年始の1月10日までがハイシーズンです。クリスマスや正月に向けてのイベントが満載ですからね。

最後にブライダル関係は4月から5月、10月から11月が激務となります。

ジューンブライドや年末年始に式を挙げたい人もいらっしゃいますので混み合います。

閑散期を狙う

前途したような繁忙期以外は比較的に繋がりやすい閑散期と考えてよいです。

電話がつながりやすい時期だからこそ狙い撃ちでテレアポの成功率を上げたいですね。効率的なテレアポを行うために自分なりに時期マップなど作成するとよいでしょう。

担当とつながらないときは

ここまでの傾向と対策で、ある程度業界毎の担当者にアプローチを掛けやすくなっていると思います。

しかしながらこれだけ対策を行っても全く電話がつながらないこともあるのは事実です。

そんな場合は1日に時間をおいて何度か連絡してみましょう。

短時間に何度も掛けては迷惑ですからそこは節度をもってご対応しましょう。何度かご連絡していると担当者が電話に出る時間的な傾向がわかってきます。

もし電話に出ない場合でも最初に電話口に出てくれた人への情報収集は忘れないように行いましょう。担当者さんはなぜ電話に出れないのか遠回しに探りを入れると良いです。

直球で「なぜ電話にでないのですか?」なんて言う人はいないと思いますが「ご商談中でしょうか?」「会議中でしょうか?」「何時ごろお手すきになりますでしょうか?」など聞いてみてください。ヒントが間違いなく得られます。

そのヒントで得られた時間に再度アプローチすれば担当と話せる可能性は格段に上がりますよね。

情報は宝ですので些細なヒントも聞き逃さないようにしましょう。

裏技~決裁者と話せる時間帯~

担当窓口へのアプローチは上記のように行う事でテレアポを成功する事が多いです。

しかしながら最終決裁者へのアプローチは別問題です。

せっかく窓口担当者に企画・商品提案や話すことが出来ても「最終責任者に確認しないと判断できない」と言われると振り出しに戻ります。対法人では決裁者へ連絡できることが成功への最短の近道であり成功の秘訣です。もちろん個人の顧客もお財布を握っているのが誰かは必須情報となります。

対法人での決裁者は上記の法則が全く当てはまりません。最終決裁者は朝一番のタイミングしかいないことが多いです。

多忙につき早朝に朝礼を行いすぐに外出する事が多い傾向にあります。始業後30分以内に連絡しないと連絡が取れないことが非常に多いので、午後の連絡で決裁者に繋いでもらおうとするのはまず諦めてください。

よっぽどタイミングが良くないと可能性は低いです。

いきなり商談を決裁者に行う人間関係があれば決裁者に取り次ぐのが最速ですが、普通は事前に担当者に提案し上層部に繋いでもらうのが一般的です。臨機応変に使い分けましょう。

テレアポゴールデンタイム以外は電話しないのか?

時間帯ごとの攻略法と繁忙期閑散期でのスポット的ターゲット選定はもう出来ますね。

ここではその時間をテレアポゴールデンタイムと呼びますが、それ以外の時間はどうするのですか?何もしませんか?

企業に属しているので空き時間も生産的な活動を行わなくてはなりません。売り上げを上げて会社に利益をもたらしてこそ、その利益が貴方の給料になりますからね。

テレアポに難しい時間だからこそ貴方自身を鍛えるレベル上げの時間としましょう。

可能性が低く相手も急いでいるような時間にあえて連絡を行うのですから、まず断られることが多いのは当然です。

ではその時間帯に結果を残せれば、効果有効的テレアポゴールデンタイムでのテレアポは格段に件数と成果が上がると思いませんか?

難しい時間帯は諦めるのではなく、業種ごとに異なる攻略法を考えて様々な角度からアプローチしてみてください。1日1件でも構いません。月に営業日が20日として1年で240回困難に挑戦してます。

それを1日に行う回数を上げると更にチャレンジ回数は上がります。RPGゲームでも弱い敵ばかり倒していてもレベルは上がりません。強い敵と対峙し倒すことで多くの経験値や強い武器を得ることが出来て、更に新たな新世界へ旅立つ事ができますよね。

私達にとっては経験と知識を毎日の積み重ねることが強靭な武器になります。

空き時間に顧客に対する対応を考え抜いて試行錯誤を行う人と、スマホをいじってさぼる人とではどちらが数年後笑顔でいられるかは回答する必要もありませんね。

マナー違反な時間に気を付けて

レベル上げなどと偉そうなことを言いましたが、基本的な社会人としてのマナー・ルールは守りましょう。

電話を掛けるときは最低限顧客が迷惑にならない範疇を事前に確認リサーチしてアプローチを行うべきです。

マナー違反は電話する貴方の印象と信頼を悪くします。特にお昼休みに電話を掛けてしまいますと、食事中でもありますので印象は最悪になります。避けましょう。

顧客にとっては貴方が会社の代表なのですから会社を背負っている感覚は忘れないようにしてください。

コールの着信率もチェック

テレアポゴールデンタイムと忙しい時期でのレベル上げを紹介しましたが、実際にどの時間がつながりやすかったかは顧客ごとに必ず検証しましょう。

同じ業種でもターゲットにより都合の良い時間は微妙に異なります。更に業界を自分なりに細分化させリストの作成を行うとよいでしょう。

1日に何度も違う顧客へ電話を行いますので、せっかく手に入れた情報はきちんとデータで保存する事をお勧めします。

毎日コツコツと積み重なったデータは必ず未来に役立ちます。テレアポ終了後のルーティンワークとして着電率の記載を忘れずに致しましょう。

電話が無理なら

上記を駆使しても連絡がないなら思い切って諦めてメールかFAXにしましょう。

無駄に回数連絡しても致し方ありません。効率的なアプローチを行い結果で満足しましょう。

まとめ

大きな枠組みでテレアポの効果的時間帯と傾向をご紹介致しましたがご理解いただけましたでしょうか?

上記以外にもイベントのようなプチ繁忙期も存在します。

例えばバレンタインデー・ホワイトデーなどはもちろん洋菓子メーカーは繁忙期です。それと合わせて資材メーカーや配送を行う業者もプチ繁忙期になります。

また都道府県ごとに大きな祭りもあります。

札幌雪まつり~博多どんたくなど地方を賑わせるイベントも、関連業者やスポンサーなどは数か月前から大忙しとなります。

企業であれ一般顧客であれ毎年様々なプチ繁忙が存在しますので、広い視野で多角的に顧客を見て情報収集しアプローチを行ってください。総じて相手の立場になり自分ならこの時間に電話されると嫌だなという感覚は研ぎ澄ませてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*